青山りささんのTL(ティーンズラブ)コミック『0日婚でも恋したい』の3話目ネタバレ・あらすじを紹介します。
2話の最後では、郁香と汐祢が旅行先でSEXをし、お互いを受け入れました。
3話目はどのような展開になっているのでしょうか。
以下ネタバレになりますので、ご注意ください。
0日婚でも恋したい3話目ネタバレ・あらすじ
前向きになっていく郁香
汐祢との旅行後、郁香は仕事に対しての姿勢に変化が見られるようになりました。
どうすれば『和くら』の強みを活かせるのか、宿泊プランや価格設定を見直し、現場の人たちとも協力しながら仕事をする姿に、スタッフたちも「女将さん前よりも頼もしくなったような…」と郁香の変化に気付きます。
郁香自身も、自分を取り巻く環境が少しずつ変わり始めていること、着実に前へ進んでいることなどを自覚し始めます。
変化の理由に汐祢が絡んでいることは言うまでもありませんでした。
変わったのは仕事だけではない
家でくつろいでいる汐祢にお風呂が沸いたことを伝えると、「一緒に入ろうか?」とドキッとする一言を言われた郁香。
汐祢は冗談のつもりで言ったのですが、郁香は一緒に入りたいという気持ちをボソッとつぶやきます。
予想外のお誘いをしてきたことに驚いた汐祢は、お風呂を後回しにして郁香を押し倒しキスをします。
汐祢のことを好きだと自覚してから、キスだけで身体が甘く疼いて、どこに触れられても全部が性感帯になってしまった郁香。
しかし、お互いがイキそうになっている中、郁香はあることを考えていました。
与えられる快楽に溺れながら、頭の片隅では「汐祢さんは私のことをどう思っているんだろう」と考えてしまっていました。
汐祢は出会ったときから変わりません。
自分のことを尊重してくれるのは単なるパートナーだからなのか?
愛されていると勘違いしそうになるくらい優しい汐祢の本当の気持ちが知りたくなってしまいます。
優しく吸われて甘やかされて、何も問題はないはずなのに、それだけでは満たされない自分の気持ちがなんて欲深いんだろうと、郁香は悩んでしまうのでした。
突然の幼馴染からの告白
ボーっとしている郁香に、幼馴染であり、旅館『和くら』の料理人でもある隼人は「何かあったのか?」と心配をします。
幼馴染で気を許せる隼人に、「汐祢さんの気持ちが分からなくて私が勝手にもやもやしてるだけ」と、郁香はサラッと本音を言います。
汐祢から直接好きと言ってもらったことがないこと、事業売却がきっかけの交際0日婚だから普通の恋人のような甘い関係を求めていたわけじゃないこと、でも好きになってしまったらやっぱりそれじゃ寂しいこと、両想いになりたいという悩みを隼人にぶつけます。
すると少しイライラした隼人は突然、「あいつと別れて俺にしろよ」と郁香の目を見て話し始めます。
「俺のほうがずっと昔からそばにいてお前のことを分かってるし、いくらでも好きだって言ってやる。だから-」
突然の幼馴染からの告白に郁香は動揺を隠せなくなります。
そんな中たまたま旅館に来ていた汐祢が二人の会話をさえぎって現れます。
汐祢と二人きりになった隼人は、「聞いてましたよね今の会話。自分の嫁がほかの男に口説かれてるのになんとも思わないんですか?」と尋ねます。
「一方的に気持ちを押し付けるのは感心しないが、選ぶのは彼女だ」と汐祢は冷静に言葉を返しました。
汐祢の反応にショックをうける郁香
隼人からの突然の告白を聞かれたに違いないと思った郁香は、汐祢に恐る恐る話しかけるのですが、「彼(隼人)は君のことが好きなんだね。そのことなら別に気にしなくていいよ。君が気に病むことじゃない。俺はなんとも思ってないから。」と汐祢は郁香に言います。
“なんとも思ってない”という言葉にショックを隠せなかった郁香は、涙を流し、ひとり暗い部屋の中でうずくまってしまうのでした。
この結婚に恋愛感情なんてなかったはずなのに。
そんなことは初めから分かっていたことなのに。
こんなにも汐祢のことを好きになってしまった郁香は、自分はバカみたいだ…とふさぎ込んでしまうのでした。