昨年の10月、AV業界を震撼させる出来事が起きました。
なんと現役のAV女優からHIVの陽性反応が出たのです。
目次
AV人権倫理機構からの通達
ことの発端は『AV人権倫理機構』という、AV業界が健全に運営されていくことを目的に作られた任意団体が公表した、以下の書面でした。
この書面によると、AV業界のプロダクションに所属する女優がHIVに感染したとのこと。
HIVとは?
HIVはヒト免疫不全ウイルスと呼ばれるもので、感染すると徐々に人の体にある免疫細胞を破壊していきます。
これが重症化すると、エイズ(後天性免疫不全症候群)と呼ばれる病気になる確率が高く、エイズを発症してしまうと様々な病気にかかり、最悪の場合は死に至ることもあります。
感染したAV女優は誰?
AV男優の中では、HIVに感染した女優が誰なのかを口コミで探そうとしている人も多いようですが、誰も口を割らないため、女優が誰なのかは明らかになっていません。
もし知らないあいだに感染していたら、AV男優の仕事は辞めざるを得ないため、死活問題になってきます。
プライバシーの問題もありますが、その女優は明らかにどこかでHIVをもらってきたため、今後の業界の戒めのためにも公表するべきでは?との声も少なくないようです。
HIVの感染ルート
HIVはSEXをすることで感染する可能性があります。
確率でいうと、
- アナルセックス(女性側):0.5%
- アナルセックス(男性側):0.067%
- 膣を使ったセックス(女性側):0.1%
- 膣を使ったセックス(男性側):0.05%
- フェラチオ(女性側):0.01%
- フェラチオ(男性側):0.005%
このようになっています。
決して感染確率は高くはないので、もし相手がHIVに感染していたとしても、コンドームをきちんと付けてさえいればまず感染することはありません。
しかしこれはあくまで確率なので、感染する人は感染してしまいます。
大切なのは、普段からの予防と、相手がHIVでないということを検査してもらうことです。
- 過去にSEXをした相手がHIVを持っていて、知らないあいだに感染させられていたら?
- もし大切な人にHIVを移してしまったら?
- 産まれてくる子供がHIVになってしまったら?
自分一人の問題はありません。
若いうちは、不特定多数の人とSEXする人も多く、生で挿入する場面もあるでしょう。
しかし、その行為には大きな代償があるかもしれないということは、忘れてはいけません。
一般人でも性病検査は簡単に出来るので、過去に生でSEXをしたことがある人は、この機会に検査をしてみてはいかがでしょうか。